続: 厄介なフラッシュメモリーのデータ抹消

 

スマートフォン利用比率が80.6%になった。ノートパソコンのSSD搭載が50%を超えてきた等々、フラッシュメモリー内臓のスマートフォン、パソコンが増加しています。

 

その理由は、HDDとSSDの価格差がなくなり、パソコンの場合、最大でも同容量クラスで1万円を切るようになったからだそうです。

「 今の売れ筋 S S D内蔵パソコンの価格帯は5万~8万円、2013年 当時の1/3程度まで安くなっています。 」

 

私のノートパソコンは富士通製SSD搭載、5年前で18万円と高額でしたが、デモプレゼンする会社が富士通系の東日本リサイクルセンター様ということで、高くても先行投資だと買ったことを思い起こしています。

 

「  そんなノートパソコンのSSDデータ抹消が、なかなか厄介なのをご存知でしょうか? 」


もともと、SSDはHDDのようにデータ上書消去するという発想がなかったこともあり、初期SSDの多くにデータ抹消が出来ずにデータ残こることが指摘されていました。

 

参照:デジタルフォレンジック協会よりSSDデータ消去にデータ残存の危険性としてネットで配信されています。  https://digitalforensic.jp/wp-content/uploads/2016/02/technical-aspect.pdf

 
そして今、SSDは形も大きさも違う mSATAやM.2というフラッシュメモリーが搭載されているパソコンやタブレットもあり、このデータ消去に困っているんだとの声を国内外で聞くようになりました。

世界市場に向け2011年に発売した電動式 CrushBox DB50SSD、2017年に発売した手動CrushBox HDB-20VとオプションアダプタHA-SSD-20V、いよいよ世界に飛躍する出番の到来です。

もう少し頑張らなければ・・・。

by スタッフブログ/唐鎌益男